NovelJam'[dash] 2019 にチームKOSMOSの編集者として参加されている加藤晃生さんから批評のご依頼を頂いたので書きます。
ノベルジャム2019制作小説、澤俊之『We’re Men’s Dream』批評的感想
NovelJam'[dash] 2019 にチームKOSMOSの編集者として参加されている加藤晃生さんから批評のご依頼を頂いたので書きます。
批評論・世間のみんな違ってみんな良いがジョーカー論法に繋がる危険性
批評とは対象の内的な価値を評することだ。 解釈や紹介、解説といった意味的に隣接する言葉と比較すればそうとしかいいようがないが、以前別の記事や動画で書いたように今の日本社会では批評やレビューと銘打ちながらも似て非なるものが流通している。
カジュアル化の革新なき失敗作、『アウターワールド』批評的感想
賛否両論の作品や言論は2種類に分かれる。 何らかの過激さが保守層の堅い反抗心を呼び覚ます場合と作品の外部にある状況やプロモーションなどから周囲の期待が高まり過ぎる場合で、いずれの場合も作品を鑑賞しようという冷静さというか落ち着きを失わせるものだ――そもそも鑑賞能力が備わっているかどうかは別として。