世界の都市を問う「統治」と「自然環境」: 東京・ロンドン・ウォンバット

今日、都市を問うことはきわめて重要です。 ひとつには、都市が、群れや村を越える規模の大きさと社会集団の分業制と専門化という意味で、今日失われつつある文明性の本質を問うものであること。ふたつには、人、物、金、情報の集約地としてある種の過剰さを帯びてはじめてヒトに「懐疑」という特殊な知性原理をもたらしえたという意味で、イスラム教系の原理主義と独裁体制下の[p2p type=”post_tag” value=”state-capitalism”]国家資本主義[/p2p]が存在感をますなか、西欧的なるものとは異なる近代性の条件を問いうること。

デジタルマーケティングの大転換、複製を越えるエディテッド・コンテンツの生態系と現代

2014年もいろいろなことが起きました。ウクライナの政治問題に始まり、宗教、国家的には、中東における[p2p type=”post_tag” value=”islamic-state”]ISIS(イスラム国)[/p2p]の台頭、技術的にはインドの無人探査機が火星に到達するなど、世界のパワーバランスがさまざまな面で急速に変化したように思います。昨年は、ICT(情報通信技術)革命とグローバリゼーション以降の現代におけるひとつの重要な転換点だったかもしれません。

信仰と合理的思考、ユニテリアンの歴史とシャルリ・エブド紙襲撃テロ事件

1月7日のシャルリ・エブド紙襲撃テロ事件、1月20日の[p2p type=”post_tag” value=”islamic-state”]イスラム国[/p2p]による邦人人質の身代金要求と、遅まきながらようやくイスラム過激派をはじめとする宗教上の信仰と原理主義の問題が日本国内でも議論されはじめました。

仕事と暮らしの統治術、ライフハック哲学は何故必要か?

人類は、文明史の黎明よりさまざまな物事に苦しんできました。[p2p type=”post_tag” value=”sumer-civilization”]シュメール[/p2p]法典をはじめ、アッカドや[p2p type=”post_tag” value=”egypt-civilization”]古代エジプト[/p2p]の文学作品をたずねるとそれがよくわかります。もっとも、苦しみ自体は自然環境に対する生物の適応の一つであり、生存の努力をうながします。しかし、都市が成立すると、ヒトは自然とは別の新たな環境に置かれました。ヒトのなかの「動物」がかつての意義を失い「誤作動」を起こすようになったのです。

東京スカイツリー、再帰性を高める都市と「伝統」の好例

現在、[p2p type=”post_tag” value=”tokyo”]東京[/p2p]を中心にして再開発が進んでいます。 そこでの大きな特徴として「再帰性」(reflexivity)ということが挙げられます。 「再帰性」とは、[p2p type=”post_tag” value=”anthony-giddens”]アンソニー・ギデンズ[/p2p]をはじめとして、後期近代社会を特徴付ける概念の一つです。その特徴は、「自己モニタリング」のように、自己を見つめかえす(かえされる)ことで、自分を価値やイメージなどの環境に適応させていこうとする性向です。つまり、自己とイメージの重ね合わせです。 さて、そのような現象は都市にも現れています。具体的には自己と「伝統」の重ね合わせです。リンクは「東京スカイツリー」のHPで、そのコンセプトが書かれているページです。以下、引用です。