あいちトリエンナーレ2019の企画展『表現の不自由・その後』が中止に追い込まれ、名古屋市長や愛知県知事も巻き込んだきな臭い雰囲気を醸してきたが、マジック界隈でも批評家にはちょっと無視できないプチ炎上事件が起きていた。
灯争大戦の日本版イラストから漂流する美意識を問う・箸休め小話
僕の好きなことを適当に書き散らすというコンセプトのプチ連載・箸休め小話、カニエ・ウエストの聴きすぎで音楽に少し疲れたので話題を変えよう。 Magic: The Gathering というカードゲーム、正確にはそのデジタル版 MTG Arena に最近ハマっていることはご愛読頂いているあなたには周知のとおり。
文学好きに勧める、MTGの世界観とその掌編小説の魅力
Magic: The Gathering が世界中の現存するゲームのなかでもっとも複雑で、おそらくは唯一必勝法が計算不可能なものと科学的に認められたらしい。
マジック歴2ヶ月の批評家がMTGアリーナの魅力を語る
Magic: The Gathering を知っているだろうか。 去年、ポケモンカードを YouTuber らがこぞって採りあげて全国のカードショップやメルカリで価格が高騰したことが記憶に新しいが、1993年に発売開始のマジックは世界初のTCG(トレーディング・カードゲーム)としてポケカやデュエルマスターズ、ハースストーン、シャドウバースの祖にあたる。
ゲームが覆う未来、Google Stadia とクライストチャーチ銃乱射事件
クライストチャーチで銃乱射事件が起きたとき、僕はその日はじめたMTGアリーナの情熱も冷めやらぬまま労働前の睡眠をとろうと苦労していた。 もちろん、50人近い信仰者の命を奪った残忍なテロが起きたことも、24時間後、青緑のマーフォーク・デッキを手にした恋人に完膚なきまで繰り返し敗北を喫することも予想だにしていなかった。 襲撃を知ったのはその3時間後、彼女がひとり泣いていたからだ。