羊谷知嘉 Chika Hitujiya
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続・オタクの正体、オタク文化の終わりにぼっちの俺が本気出して考えてみた

オタク文化の衰退後に余計な御託はいらない。 彼らの心理分析をおこなう前に下地作りをしておこう。

オタクの正体、オタク文化の終わりにぼっちの俺が本気出して考えてみた

――背中痛いから 今日モウ 帰ってイイ? 三十路でおない年のスリランカ人留学生にそう聞かれたとき、僕は思わずウッと唸り、彼の暗褐色の頬を殴りつけようとする右腕を慌てて抱えこんだ。 ――腰じゃなくて、背中? 僕はそうひとりごちた。

脇役たちの生き様が輝く秀作、海外ドラマ『コロニー』批評的感想

子どもの頃の悪夢の切れ端がいまでも視界に映りこむように、何気なく観た映画のワンカットがあたまの片隅から離れなくなることはたぶん珍しいことじゃない。 ウイルスのように、数年間の潜伏のあとに僕の瞳を住処としだすのは日頃の行いが悪いからじゃない。 最近悩まされるのは、マッツ・ミケルセンの頬だ。それも、フェドラ帽で表情が隠れ、鳥肌のようにぶつぶつと脂汗が浮かんだ左の頬。たぶん、車の中だったはずだ。

京都の眼・キレイと汚いの感覚と雑食動物のジレンマ

キレイと汚いの感覚は、雑食動物の私たちには奇妙に根深い知性のデザインだ。

反米・反欧感情の正体、イスラム国に外国人義勇兵はなぜ魅せられたのか?

国際問題としてのアメリカ軍の地上部隊派遣の決定後、中長期的な泥沼化のはじまりとともに終わりを迎えています。今後は、イスラム国の掲げた「国づくり」のアイデアと手法のコピーキャットが潜在的な問題となるでしょう。実際、イスラム国との連携を早くから表明していたアフリカ中部の過激派武装組織ボコ・ハラムには、メディア利用や地域統治などですでに動きの変化が見受けられることが報じられています。

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