羊谷知嘉 Chika Hitujiya
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屈折した愛情が文芸誌をあざ笑う、ピルスト『WORK Ⅰ 』批評的感想

ピルストさんが昨年の文学フリマ東京で制作・販売した文芸雑誌『WORK1』の批評を書きます。 定価0円の着払いで通販されているので気になった方は Twitter アカウントにコンタクトをとってみてはいかがでしょうか?

深夜のコンビニで外国人留学生と一緒に働くのはホンマ辛い

最近、コンビニバイトで働く外国人留学生に関する記事が Twitter で時折目にふれる。 留学生視点でコンビニバイトがなぜ魅力的に映るかを解説したものや日本の受け容れ体制の不備にまで話を拡げたもの、未来の日本社会の縮図をみたものなど内容は様々だが、ライターの多くは彼ら彼女らと一緒に働いた経験はないだろうし、ちまたで話題の技能実習生の過酷な労働環境などからコンプラ的に外国人労働者を悪くは書けないだろう。

ノベルジャム2019制作小説、森きいこ『天籟日記』批評的感想

NovelJam'[dash] 2019 にチームKOSMOSの編集者として参加されている加藤晃生さんから批評のご依頼を頂いたので書きます。

ノベルジャム2019制作小説、澤俊之『We’re Men’s Dream』批評的感想

NovelJam'[dash] 2019 にチームKOSMOSの編集者として参加されている加藤晃生さんから批評のご依頼を頂いたので書きます。

批評論・世間のみんな違ってみんな良いがジョーカー論法に繋がる危険性

批評とは対象の内的な価値を評することだ。 解釈や紹介、解説といった意味的に隣接する言葉と比較すればそうとしかいいようがないが、以前別の記事や動画で書いたように今の日本社会では批評やレビューと銘打ちながらも似て非なるものが流通している。

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