ハイ、どうも、ワープア美食家のぴゅくむくです!
今日はね、職場の先輩のひつじやちゃんに、オレ、ユーチューバーになりたいんやけどって相談したら、撮影機材そろうまでウチでブログやっていきなよって誘われちゃって。
グルメ記事、ときどき書いていこうとおもうんだよね。
ところでみんな、美味しいものたべてる? インスタバエ頑張ってる?
オレ、おもうんよ。
インスタ映えだけで有名になったお店、最近多すぎない?
うちの家のすぐ近くにもあるよ、茶匠 清水一芳園ってとこ。
でもさ、写真映りで胃袋は満たされないし、そんな安い舌してないし、オレ、ワーキングプアやし(笑)
だからさ、京都のほんとうに美味しくて安いお店と、賢い食べ方、ワープア目線で紹介していくわ。
京都観光に役立ててくれてもいいし、ただ笑ってみてくれてもいい。
オレみたいにお金もないくせに舌だけ肥えていくの、ツラいからね!
京都にはね、グルメのホットスポットがいくつかあるんやけど、祇園も、御所南も、高瀬川沿いも、四条烏丸にしても、結局街の中心より北で、京都駅近辺ではないのね。
でも、京都駅近くには安い旅館もホテルもゲストハウスもあってみんな泊まりに来るから、美味しいもの難民になるという(笑)
そんなときにコレ、京都醸造。
京都醸造が何なのってのはいつか紹介したいんやけど、飲食店への樽生の卸がメインで、非加熱、非濾過の鮮度バツグンの美味しいクラフトビールを作っている個性的なブリュワリー。
ココと同じくらい美味しいビールを記憶から探ってみたけど……
発酵を止める処理をしている缶や瓶でしか飲んだことないからフェアな比較じゃないけど、
カリフォルニアの Ballast Point
オーストリアの Samichlaus
スイスの BFM
これぐらいしかオレの貧しい(編集者注:ワープア的な意味で)舌では思い浮かばない。
まあ、日本国内で酵母が生きたまま飲めるものとしては最高峰なのはまちがいない、たぶんね。
で、京都醸造。
クラフトビールが飲めるお洒落なバーではわりと置いてあるんやけど、京都駅近くには京都醸造が飲めるフードコートが2つある。
つまり、最近流行りのビールバーにありがちな、価格の割に量も味も残念なおつまみをわざわざ頼まなくていいってこと。
ひとつめは、京都タワーの地下におととしオープンした KYOTO TOWER SANDO。
タコスとローストチキンといっしょに飲む京都醸造はオツなもので、歩いていける範囲内で外食したいなーってときはついココに来ちゃうんだけど、京都醸造的に難点もあって。
種類が少ない。
定番ラインナップの一意専心・ぺルジャンIPA、一期一会・セゾン、黒潮の如く・べルジャンスタウト、それと、そのときどきの限定ビールが1種類、これだけ。
だからココに来るたびに、今日の限定ビールはなにかなー、あっ、サワーエールか、黒潮にしておこう……(酸味が混じっているものが苦手なもので)とか、そんな葛藤を抱えちゃう。
なにより、醸造所併設のバーに遊びにいったことあるならだれでも知ってるからさ、京都醸造のいちばんの魅力がその個性豊かなヴァリエーションにあるってこと。
というわけで本命はコッチ、祟仁新町。
祟仁という言葉にピンときたひとがいるかもしれないけど、京都駅のすぐ近くにはむかし関西最大級の被差別部落で、在日韓国人の集落もできた地帯がある。
実際にその足で歩いたひとにしかわからないけど、だれもが忘れよう、忘れようとしているわびしい土地、そんな場所。
そこの再開発の一環として京都市芸大が移転してくるまでのあいだ、コミュニティスペースとして設けられたのがこの屋台村。
そして、ココのKyoto Craft Standにはなんと京都醸造のビールが定番3種もふくめて6~8種類もある!
よりどりみどりとはこのことなんだなー。
しかも、プラスチックカップでサーブしてくれるから、そのまま飲み歩いたり、自宅やホテルに持ち帰ったり、はたまた飲み味わいながら新幹線にも乗れちゃったりする。
これ以上に贅沢な京都醸造の味わいかたはないね、醸造所の近くにわざわざ引っ越して週末通い詰めるのは別にして(笑)
もちろん、祟仁新町には美味しい食べものもある。
余談だけど、前の職場のオーナーが、時間は有限、時間は有限と口酸っぱくいっていたのをいまでも覚えてる。
承認欲求ってやつに振りまわされるぐらいなら、短い時間と少ないお金をほんとうに美味しいものに使った方が人生楽しいと思うんよ、オレはね。
まあ、ひつじやちゃんみたいに職場のかわいい後輩が飯に誘ってもゲームを理由に断るヤツはそれ以下の×××(編集者注:差別表現のため修正)だけどね!
だから、自分の人生を少しでもマシなものにしたいひとに向けて、ワープアでも楽しめるグルメをテーマにしばらく書いていくよ。
ちなみに、京都醸造のビールはほかの都市圏でも飲めるお店があるみたいだからぜひ味わってみてほしいな。