8月31日堂々開幕!
どうも、ヴァロラントは実際にプレイするより VCT を観戦している時間の方が長そうな僕です。
マスターズ・ステージ1で日本代表 ZETA DIVISION がトップ4進出という日本FPS史上の歴史的快挙を成し遂げ、国内最高同接数約41万人という大記録を打ち立てたのもつかのま、われらが ZETA がふたたび世界の舞台に姿をみせるときが近付いてきました。
グループBは、南米のトップチーム LOUD と北米のトップチーム OpTic のどちらかに勝つことがプレイオフ進出の最低条件となるまがうことなき死のグループ。
ZETA が勝っても負けてもこの3週間におよぶ競技シーンの集大成をみんなで楽しむべく、出場全16チームのかんたんな解説とみどころ紹介を僕の独断と偏見でまとめてみました。
個人的な優勝候補筆頭はまず、Fnatic、そこに FPX と Paper Rex が参戦し、ダークホースとして EDG と ZETA がどうかき回してくれるかに期待、といったところ。OpTic はそろそろ体力と集中力が厳しくなってくるんじゃないかな。
世界には ZETA 以外にも魅力的な選手・チームがたくさんあります。
かれらの顔を見て、物語を知り、プレイングを観ることで、世界各地に推しの選手あるいはコーチを見つけて来年から大幅拡大するヴァロラントの競技シーンをより一層楽しめたらいいですね。
では、どうぞ!




mindfreak
f0rsakeN
Benkai ★
d4v41
Jinggg
alecks (Coach)
Paper Rex は今年のアジアでもっとも高い成績をおさめたシンガポールのチーム。
マスターズ・ステージ1ではアジア対決となった ZETA に屈して4位に甘んじたものの、ステージ2では今大会のダークホースとして Fnatic と OpTic という優勝候補の強豪チームをなぎ倒して2位に輝いた。ZETA とならび、NA vs EMEA という去年の構図に対して今年のアジアシーン躍進の印象を深く残した。
Paper Rex といえば、世界でただひとりヨルのピックを許された男 f0rsakeN と、土下座中の KAY/O にお尻を擦り付けるという異次元の煽り芸を披露した Jinggg の凶悪な歯茎むきだしデュオだ。このふたりが積極的にエリアを詰めて敵を倒しにいくのに対し、mindfreak と Benkai と d4v41 のサポート3人が彼らの作ったエリアや人数差をきちんと真顔で甘えずに守るのが好対照なチーム。クリエィティブなプレイングを常に心がけているという本人たちの言葉どおり、前回大会ではその変則的なプレイスタイルで視聴者を魅了しながら世界の強豪チームを手玉にとった。
シンガポールでは18歳以上の男子には通常2年間の兵役が課されるため Jinggg は今年で現役を退くのではという懸念が一時期広まったが、本人はその後に配信内で否定。チャンピオンズではアジアチーム初の優勝に期待がかかる。