はいッ、どうも、ワープア系美食家のぴゅくむくです!
今日はね、ひつじやちゃんたちに記事をはやく書けと連れていかれた京都最高の美食エンターテイメントをみんなにも紹介したいんだ。
ちなみにこのブログではあなたの原稿もお待ちしているので、執筆に興味がある方はこちらの記事をドウゾ。
……って、どうせひつじやちゃんが宣伝を勝手に入れるだろうけど気にしたらあかんで!
ウェブ原稿なんてオレみたいな馬鹿かお金が欲しいひとだけ書けばええねん!
というわけで、京都最高の美食スポットがこちら。
はいッ、ドン、愛宕山!
Photography By Manami Sakata
そう、空腹こそが最高のスパイスなのだァァァァァァ!
というわけで登ってきましたよ、愛宕山。
嵯峨と亀岡にまたがり、京都在住者ならだれもが知るこの霊山。
古より火の神を祀りし霊験あらたかな聖域でありながら、京都市内から600円の1日バス乗車券でいける初心者向け登山スポットなんだよね。
とはいっても、毎年死亡者や行方不明者をだしているらしいのでソレ相応の準備と覚悟が必要なんだけど。
Photography By Manami Sakata
ちなみに参拝客向けの登山口がある清滝は、天然記念物のオオサンショウウオやゲンジボタルも生息する自然環境。
Photography By Manami Sakata
愛宕山を登ること約2時間。
……ぬかるみに足を取られながら進む参拝道。
……連年の台風で根こそぎ倒された大樹たち。
麓とは10度以上も違う山頂の聖域に凍えたり。
草を食む鹿ちゃんに和んだり。
鳥や獣の交信に耳を澄ませたり。
Photography By Manami Sakata
そうして愛宕山を下りることさらに2時間。
はいッ、ここが今回のメインディッシュ、平野屋!
Photography By Manami Sakata
まあ、実際には登る前にも寄って軽く腹ごしらえをしていたんだけどね。
約400年間も代々営まれてきたこのお茶屋さんは、京都では知るひとぞ知る名店。
愛宕山に登る参拝客を昔からお客さんにしてきたせいか、米粉でできた名物の志んこでは黒糖の、あま酒では生姜の利かせ方がとってもパワフル。
滋味深いとはまさにこのことだね。
ワープア向けとは言い難いけれど、夏は鮎、秋は松茸、冬はぼたん鍋に鹿鍋、春は筍や山菜と、平野屋が供する四季折々のコース料理は1度味わって損はない。
京都の和食というと、同じく400年の歴史を守ってきた南禅寺近くの瓢亭が有名だけど、技術偏重の瓢亭よりも素材の力強さをそのまま活かした平野屋の方がオススメだね。
京都イチのお店のひとつといって良い平野屋、興味がわいた方はぜひ1度愛宕山に!
Photography By Manami Sakata
もっとも、清滝は関西屈指の心霊スポット兼自殺名所でもあるので気の弱い方はご注意を。
まあ、ウン百万円の奨学金返済を抱えて絶賛ワープア生活中のオレなんか、人生をアタマから棺桶に突っ込んでいるようなもんだから全ッ然へっちゃらだったけどね。
みんなやっぱり山に還りたいんかな〜。
Photography By Manami Sakata