小ネタな記事もたまには箸休め的に書いていこう。 おととい、アニメ映画『スパイダーバース』の批評記事でヴィンス・ステイプルスに触れたのは承知の通りだが、彼のインタビューを漁るなかでもうひとり別のミュージシャンがおもしろい受け答えをしているのを見つけた。 ビースティー・ボーイズのアドロックだ。
ネットフリックス時代の芸術映画、『スパイダーバース』批評的感想
アメコミ映画の多様性が見直されるようになって久しい。 2017年のガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』は、スーパーヒロインというだけでなくアメコミ映画初の女性監督パティ・ジェンキンスが制作したことで先駆的であったし、2018年公開の『ブラックパンサー』も黒人監督ライアン・クーグラーが彼らの文化を強くフィーチャーした制作で『タイタニック』『アバター』に次ぐ興行的大成功をおさめた。