Category Archives: ツール批評

なぜ、日本人はコーヒーに砂糖を入れないのか? 日本限定デロンギ製品からのエスプレッソ文化論

1. カフェ・ジャポーネ 2016年現在、日本の喫茶文化にはスターバックスやタリーズといったエスプレッソを提供するカフェが日常にありふれたものとなった。さらに2015年、清澄白河にオープンしたブルーボトルコーヒー1号店を筆頭とした「サードウェーブ系」と呼ばれる新たなスタイルのカフェも続々と現れているが、こうした店でもエスプレッソドリンクを提供する場合が少なくない。

もてなしと美味しさの蜜月、浅草橋ブレッドボード専属シェフ・永木三月は語る!

美味しいのひとことを頂く瞬間は、料理人冥利に尽きます。 最近、東京・浅草橋のシェアハウス、浅草橋ブレッドボードのさまざまなイベントで料理をふるまう機会を頂きます。たとえば、参加者や住人との多彩な交流を目的とした毎週定期開催のカレー会などです。こちらのシェアハウスでは、リビングをイベントスペースとし、週末を中心に様々な会を催しています。カレー会にいらっしゃるお客さまは普段から出入りされている常連の方々やその繋がりの方がほとんどです。

美しい信長はどちら? 西山雪包の芸術鑑賞テスト A or B

はじめまして、美術批評家の西山雪包です。 このたび『西山雪包の芸術鑑賞テスト A or B』というタイトルで、美術鑑賞を扱ったコンテンツをEngineerismで執筆させていただくことになりました。 このシリーズでは、美術作品に興味があるがどのように鑑賞していいかわからない・芸術とそうでないものを判別できるようになりたいというニーズを抱えている方を主な対象に、二つの美術作品を比較する事で、作品鑑賞のポイントを伝えて行きます。

接客批評をはじめよう、俺のフレンチから飲食店のガッカリ感を解剖する!

飲食店でがっかりした経験は誰にでもあるでしょう。それがお店のせいかお客のせいかは一口では言えませんが、さしあたり、こうした経験は、客側の期待や予測と店側のパフォーマンスとのギャップにより起きています。 簡単な例として、新橋の超人気店『俺のフレンチ』を取り上げてみましょう。

接客批評をはじめよう、清澄白河サードウェーブ系珈琲ツアー!

ブルーボトルコーヒーをご存知でしょうか。今年、清澄白河に1号店を、青山に2号店をオープンさせたアメリカ西海岸発のコーヒー専門店です。カリフォルニア州オークランドに本社を構えるこのお店はサードウェーブと呼ばれる最新の珈琲ブームの代表格として席巻しました。創始者のジェームス・フリーマンが日本の喫茶店文化に影響を受けたと公言しており、日本国内でもオープン前から高い注目を浴びています。彼のお気に入りのお店は、渋谷の茶亭波頭と、銀座のカフェ・ド・ランブルだそうです。

現代詩人が斬る、清澄白河サードウェーブ系コーヒーツアー

1.サードウェーブってなによ   「サードウェーブ」とは、アメリカにおけるコーヒー文化史のなかで「第3の流行」として位置付けられる事象である。主にカリフォルニア州などの西海岸エリアで発達した。この辺の歴史的流れはこちらで簡単に読めるので省略し、サードウェーブの定義について、わたしなりの理解のもと説明する。

接客批評をはじめよう、立ち食いの居心地の良さと本郷三丁目の『こくわがた』

東京の本郷に『こくわがた』という立ち食いうどんのお店があります。オーダーは食券制で、うどんが出来次第番号を呼ばれ、受け取り口まで取りに行くシステムです。揚げ玉やねぎなどもそこに用意してあり自由にトッピングができます。平打ちの麺は粉の香りがきちんとして、出汁もなかなかです。神保町の「丸香」や赤羽の「手打ちうどんすみた」ほどではないですが、出汁の味と小麦粉の風味がきちんと香るうどんが安く楽しめるお店です。

小熊英二を批判する、朝日新聞の「枝葉末節」な慰安婦虚偽報道は何故問題なのか?

8月5日の朝日新聞朝刊で、同社の慰安婦報道を検証する特集記事が掲載された。 日韓関係における慰安婦問題は、朴槿恵大統領の自国民向けの扇動戦略と外交戦略による報道記事を除いても、当時の集団的自衛権問題とあいまり、ソーシャルメディアなどで知人からまわってくることも少なくなかった。勿論、それらの多くは慰安婦問題に注意を喚起させるものだったが、5日以降はふしぎと急に止まってしまったように思われる。