Category Archives: 作品

東京圏を脱出せよ、信濃路ブレッドボードの設立を宣言スル!

探究と発見のハックの旅路にダイヴせよ! インターネットは多くの情報で溢れ返っている。 日本の政治経済ニュースや国際的な事件はもちろん、ブログやSNSでの若者の主張、テイラー・スウィフトの最新楽曲、マッターホルンの美しい映像、深海に潜む魚たち……、我々は電子空間であらゆることを知ることができる。 だが、果たしてこれらの情報は何故存在しているのだろうか?

NORANEKO散文詩 No.03 「腐水に浸る、追憶の水掻き。」

腐水に浸る、追憶の水掻き。  指の間に間に水掻きの膜を見つけたとき、わたしのなかのさかなたちがさわぎだしたの。月の光が明るすぎて青ざめたリビングの床に、季節はずれの金魚の風鈴が鬼灯色の像を落として、ちりちりと鳴って。

籠城恒の奇天烈Diary No.02「運命の猿姫が歌うラブソング」

運命の猿姫が歌うラブソング マウンテンゴリラ、民家に侵入 住民3人を怪我させ逃走  4日夜、埼玉県所沢市中富地区の民家にマウンテンゴリラが侵入し、住民3名が襲われた。所沢署によると、午後11時20分ごろ、獣の鳴き声を不審に思った男性が様子を見に外へ出たところ、門前でマウンテンゴリラに遭遇し、すぐさま家の中に逃げたが、マウンテンゴリラは玄関扉を破壊し侵入した。肩や背中を殴打された妻と娘は数か所骨折したが、命に別条はない。

NORANEKO散文詩 No.02「烏賊のさえずり‐The Tweet of Squid‐」

烏賊のさえずり‐The Tweet of Squid‐ 寺山修司の『田園に死す』って映画のサントラを聴いてたんよ、/液晶が青く光って死に化粧みたいに額を染めて/「いかいか、いかいか、」ってあぶく立てるような声が、胸の暗がりから、湧いてね。/珈琲を飲み過ぎたんだとお坊さん時計の針が溶けて読めない/眼球の裏側に、真っ白い烏賊のお化けが、ぶるぶる、ぶるぶる、震えていて。

籠城恒の奇天烈Diary No.01「ネカフェ店員専用火炎瓶 取扱説明書」

ネカフェ店員専用火炎瓶 取扱説明書  ※ 使用者の声 前編(埼玉県在住 学生 23歳男性)―― amazonより抜粋  ガラス瓶にガソリンをたんまり注いで粉石鹸を足し、酸化第二鉄とアルミの粉をちょいとそれに混ぜれば線路も融かす火炎瓶の出来上がり、と『ハムレット』の5万字レポートのあたまに書いてしまい、すぐさま正気にもどり消したのです。

NORANEKO散文詩 No.01「fureai」

fureai  午前八時のカノン、その、安いオルゴールの時報を僕らは聞き流す。余白の霧が立ち込める、開店間もない喫茶店が蠕動している。漆喰の壁が、ニスの剥げた木床が、呼吸に上下している。僕らは四人がけのルビンの壺に相向かいで腰を沈める。僕は通路側に頭を向けて、君は窓を背にあくびをして。

日本の大学教育はなぜ腐敗し、抜本的改革が必要なのか?

現在、日本政府の大学改革の動きが一部世論のヒステリックな視線を集める状態が続いています。数日前も、Global型からLocal型への転換を検討する文科省の有識者会議の資料が炎上気味に話題になりました。今年8月からは、国立大学における人文社会系学科の解体の噂も継続的に飛び交っています。